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最近の情報(メモ)

(1)「発達障害は親の愛情不足」 維新の会の条例案に批判 - 朝日新聞(5月7日)

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120507-00000023-mai-pol


    リンク http://www.rehab.go.jp/ddis/発達障害を理解する/


          発達障害とは ・・・ など、偏らず分かりやすく説明されていると思います。

 
          厚生労働省、国立障害者リハビリテーションセンター 

                    ・・・ こういうページもあったのですね。


(2)ある書籍 (朝日新聞、1面下の広告欄で見つけました) 自分で読みたいと思います。


   『 精神科は今日も、やりたい放題 』 内海 聡 (著)

     レビュー (31件のカスタマーレビュー)   2012.05.09
      星5つ: (17)
      星4つ: (3)
      星3つ: (3)
      星2つ: (0)  
      星1つ: (8)

  賞賛と批判が、ずいぶんと分かれています。
             
  私 ・・・ こういうのは、賞賛派になりたいと思うのですが・・・


--- 読ませていただきました ------------------------------

私は☆3つです。

    過去の自分を否定し、現在の自分を肯定するために、
    こういうふうに開き直るのはちょっと見ていられない。
    また、将来、変わったら、今の自分を否定されるかも
    しれないなあと思いました。まあ、そういう性格の
    先生ということでしょうが、世間をあまり振舞わさ
    ないようにお願いしたいところです。

    PDD否定などの説に賛成しかねるところもありますが、
    全体として精神医療を良くしたいという思いがあり、
    そこには賛同したいと思います。
    
 -----------------------------------------------------------

   なお、イタリアとか南の島のような自分流にいいかげんでも
    楽しく暮らせそうな環境はいいなあとつくずく思っています。

----------------------------------------------------------

(3)DSM-5の概念の変更について (まともになってきたというお話)

http://secondo.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=13779715 より引用させていただきました。

  DSM-5 に提案されていた精神病の前駆状態・リスク状態を表す診断概念である
  "Attenuated Psychosis Syndrome" (弱精神病症候群) ですが、
  世界的な非難を受けて削除されることになるようです。
   (以前は"Psychosis Risk Syndrome" (サイコーシス・リスク・シンドローム
    /精神病リスク症候群) と呼ばれていたものです)

  DSM-5 の公式ホームページ (DSM-5 Development) が5月1日に更新され、
  次のように発表されています。

  "Based on concerns about the reliability of the proposed Attenuated
  Psychosis Syndrome and Mixed Anxiety Depressive Disorder in the field
  trials, these two conditions are being recommended for further study
  in Section III, an area of DSM-5 for conditions that require further
  research before consideration as formal disorders."

  「提案されているAttenuated Psychosis Syndrome、及び Mixed Anxiety
  Depressive Disorder の実地試験での信頼性に関する懸念に基づき、これら
  二つの疾患については、正式な障害として考慮するにはさらなる研究が必要
  な場合に分類されるSection IIIのカテゴリーに入れることを推奨している。」

  http://www.dsm5.org/Pages/Default.aspx

  この発表を受け、DSM-IV タスクフォース委員長の Allen Frances 氏は
  "素晴らしいニュース"とされ、次のコメントを出されています。

  "The world is a safer place now that 'Psychosis Risk' will not be
  in DSM 5. Its rejection saves our kids from the risk of unnecessary
  exposure to antipsychotic drugs (with their side effects of obesity,
  diabetes, cardiovascular problems, and shortened life expectancy).
  'Psychosis Risk' was the single worst DSM 5 proposal—we should all
  be grateful that DSM 5 has finally come to its senses in dropping it.

  「'Psychosis Risk' が DSM 5 に入らなくなったことで、
  ようやく世界はより安全な場所となった。これが削除されたことで、
  子供たちは抗精神病薬 (副作用:肥満、糖尿病、心血管障害、寿命の短縮)に
  不必要に曝されることから救われることになる。
 
  'Psychosis Risk' は DSM 5 の提案の中でも最悪のものであった。

  ついにDSM 5 が正気を取り戻し、取り下げたことに対し、私たち全員で喜びたい。」

  
  http://www.psychologytoday.com/blog/dsm5-in-distress/201205/
   wonderful-news-dsm-5-finally-begins-its-belated-and-necessary-retreat

  早期介入の医学的効果に対し、すでにコクラン・ライブラリーが可能性として挙げていたのは、

  ◎ オランザピンにベネフィットはない
  ◎ 認知行動療法 (CBT) にベネフィットはない
  ◎ リスペドリン + CBT + 専門チーム(早期介入多職種連携チーム/アウトリーチ)に
     ベネフィットはない (12ヶ月)
  ◎ 自殺傾向のための認知行動療法に効果はない
  ◎ 家族療法 + 専門チームの介入は再発に影響しない
  ◎ 専門チームの介入は平均入院日数に影響しない

  http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/14651858.CD004718.pub3/abstract

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「ヘパラン硫酸」  

 朝日新聞(社会面)の記事(2012.03.13)  


「自閉症の三大症状 カギの物質解明」という見出し

    米国で三大症状
      ・社会性の低下
      ・コミュニケーションの欠如
      ・強いこだわり
  をすべて発症するマウスを作成。

  カギは「ヘパラン硫酸」という神経伝達物質という。

  関連する研究が進むことを期待。
    
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NHKスペシャル「ここまで来た!うつ病治療」について

 録画を見ました。

 従来の精神科医療が誤診を安易に生み出すDSM(米国の診断マニュアル)に頼りすぎたことを反省し、
 正しい対処へ進もうとすつ取り組みが紹介されています。

 特に、前頭葉と扁桃体(へんとうたい)との関係に着目し、
  うつの人では、前頭葉の血流が少なくなっている。
  その訳は、不安や悲しみの感情を生み出す扁桃体の活動が強すぎるから。(扁桃体が暴走していると表現。)
  うつでない人では、判断したり意欲を生み出すDLPFCの活動が扁桃体の暴走により弱まっていないから。
 と解説しています。
  DLPFCとは、前頭葉の左側にある背外側前頭前野で、判断や意欲に関わる場所。

 うつ症状の場合、このDLPFCの活動が弱り、判断力や意欲が低下しているということで、扁桃体の暴走を
 抑え、DLPFCの活動を強める治療法が紹介されていました。

  もう少し新らしい知見が得られれば、予防と治療が進歩するのではないか、と期待させられました。


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大人の発達障害(日経の記事より) 

2011年12月15日付け(日本経済新聞)
 
 「大人の発達障害、増える相談 社会に出て気づく人も」という見出しで、大人の発達障害についての記事がありました。発達障害は老若男女を問わないものでしょうが、少年少女の発達障害が広く認知され、一般常識化されてきたため、大人の発達障害も急速に顕在化してきているというのが実情だろうと思います。
 
 様々な支援の広がり。国はハローワークで34歳以下の対象者に、就職支援の相談員を配置。相談員は精神科医らと連携し、カウンセリングや面接の訓練などを行っており、一定の成果がでちるそう。現在は34都道府県で相談員59人が対応しているにとどまるので、今後、全国に拡大、増員を検討中とのこと。
 「発達障害者のコミュニケーション能力には個人差が大きく、国の支援制度自体について行けない人も多い」と指摘する。仕事や対人関係がうまくいかず、自信をなくす人も少なくない。そこでコミュニケーション能力の向上を目指す取り組みも進む。
 「発達障害者は褒められた経験が少ない。今の自分を肯定的に受け入れ、コミュニケーションと向き合うことが社会とつながる第一歩だ」との声もあるが、コミュニケーションによって自分の症状や苦手なことを理解しつつ、必要に応じて周囲の支援を受けることも必要。
 「自分の障害に気付かない人も多く、どのくらい発達障害者がいるのか分かっていない。企業や社会が偏見を持たず発達障害の理解を深め、能力を生かすよう受け入れ方法を考えるべきだ」との声もあるなどなど。

 発達障害が常識となったのはよいことです。これからは、何をどうするかをしっかり考えて行動することが大事ですね。
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発達障害とはなにか?

 PDDの場合、一般的に脳の機能に偏りがでている状態で、
   脳内の各器官、神経細胞同士のつながりに偏りがでている状態
 といえるのではないかと思います。

 特に体、脳のどこが悪いというのは分かっていないので、
   推測で薬を処方する医療では、よけい問題がこじれてしまいます。

 特に、PDDの人は、薬に過敏な人が多いので、
  認知・思考・判断・行動などに影響する精神薬をむやみに処方する
  医者にかかったり、そういった薬を飲んではいけないと思います。

 むしろ、その人が落ち着く環境を整えてゆったりにんげんらしくする
 ことが大事と思います。

 無理をせず、ストレスをためず、ゆったりとしましょう。

  

テーマ : 心と身体
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海馬の隣にある扁桃体 その2 (要するに,よい環境で前頭葉とのよい結合を作ればよい)

 扁桃体は、五感からくる感覚情報を処理して、本人が知らないうちに無意識のレベルで、好き・嫌い、恐怖、快・不快、喜怒哀楽を判定してしいます。 

 いっぽう、前頭葉は脳内の神経ネットワークを駆け巡る記憶を含むさまざまな情報をフィードバック、合成しながら統合していきます。前頭葉は合理的・理性的に考える機能を持っています。

 さて、重要なことは「感覚情報を合理的・理性的に考えるには、前頭葉と扁桃体の神経回路により結ばれていること」ですが、この結合は一般的に20歳頃までは強くならないということが脳科学の研究により分かってきました。

 よって、「思春期から青年期において、幼さが強い人では、前頭葉と扁桃体の神経回路の結合は、まだ十分にできあがっていない」、と考えてよいかと思います。
 
 「脳の神経結合は、経験により結合が進みネットワークが形成されていきます」ので、「脳の成長によい栄養」とは、食物栄養素もありますが、「よい環境でよい経験をつんで行くことが望ましい」と思います。

 古き時代の話を聞いたことがあるのですが、昔は、思春期に暴れる子がいても、ほっとけばそのうち大人になってきて落ち着く、というおばあちゃんの知恵があったようです。

 今は、世の中が複雑になって、一部の商業主義にももまれ、過剰反応しすぎなのかもしれませんね。

 「思春期などで不安定な子供は、のんびりとゆったりと大人になれるところにおいてやりたい」ものです。

 
 ※ 過去の、前頭葉に関するタイトルも参考。


 ※ 今後、まとめたいこと。

    ・扁桃体と環境ストレスについて

       DNAで遺伝するストレス耐性があるのか?
       
       実環境のストレスにどう影響されるのか?

       どうすれば強くなれるのか? 動じない心?どっしり? いつもニコニコ??
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海馬の隣にある扁桃体 その1 (ここ2,3年での重要な知見)

[ 脳科学による知見 ]

 ◆前頭葉は、我慢、社会性、理性、人間らしさを司る。

 ◆扁桃体は、好き嫌い、喜怒哀楽の判定を無意識に行ない、その信号を送ります。
   理性を司る前頭葉と扁桃体の間で神経回路がつながるのは20歳頃と言われています。

   [ 脳では神経回路のつながりが重要で、可視化は難しいけれど fMRIで脳部位の同時活性化などを見ることにより、だんだん解明されてきています。 単に、海馬などの容積や、セロトニンなどの量ではないようです。 神経回路のつながりと情報の駆け巡り方、半回性、記憶情報を持ってきて統合するフィードバックループなどにも関連あるのでしょうね。 また、どれ位の処理ででた答え(考え、新たな情報)でよしとするか、行動に移るかも、知りたいところです。 ]


   扁桃体は、大脳辺縁系に位置していて、情動や社会性に大きく関係していて、扁桃体が正常でなくなると、社会性が損なわれるなどの知見が得られています。
   20歳頃までは、前頭葉からの理性のブレーキがないので、扁桃体から生じる無意識なムラムラが、未熟な行動につながっているとも考えることができます。

 ◆海馬は、2週間から半年までの中短期記憶。(フラッシュメモリ)

 ◆大脳皮質は、永久記憶。(ROM)



扁桃体について、最新の知見をまとめることは重要。



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Googleで検索 : "Amygdala" "develop"

これだけでたくさんでてきます。

ここ2,3年で重要な知見が得られているようです。

 扁桃体と自閉症、発達障害の関係など、米国の研究が進んでいるようです。

たとえば、以下など。

こんご追いかけたいと思います。

時間がないので、とりあえず、メモ:


Key Developmental Mechanisms Of The Amygdala Identified
 http://www.sciencedaily.com/releases/2009/01/090113074144.htm

 ScienceDaily (Jan. 17, 2009) — For the first time, scientists at Children's National Medical Center have successfully identified a key developmental program for the amygdala—the part of the limbic system that impacts how the brain creates emotional memories and responses.


 http://www.childrensnational.org/

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The Teenage Brain

http://life.familyeducation.com/teen/growth-and-development/36499.html

... Teens are NOT thinking the way adults think because they absolutely, positively can't do that yet. Adolescent brains just aren't ''hard wired'' like adult brains.

...What the Experts Say
Up until 1997, conventional thinking, heralded during the White House Conference on Early Learning and Childhood Development, held that the greatest time of brain growth occurred before the age of 18 months, and was set forever by the age of three. But scientists spent the following years scanning teens' brains in a magnetic resonance imaging (MRI) machine and discovered that the prefrontal cortex, which makes people ''act like an adult,'' is not fully developed in a teenager until after the age of 18.

...So, what's a parent to do?!
Tips for Parents
''Adolescence is a time when everything is out of kilter, and nothing is stable in the body or mind. It's the second time that kids act like they're two years old,'' laughs Ruth Kraus, Ph.D, assistant professor of clinical psychology at the University of Chicago's Child Psychiatry Clinic. ''The difference is that when they're young you say, 'They're only kids. Give them a break.' But when they're teens you expect them to act like adults...and they're not.''

Her advice? Parents have to step in as the "designated" prefrontal cortex and dispense common sense, guidance, and advice. In other words, don't just walk away from your teen and think that he or she is ready to make all the decisions without your input.


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記憶にかかわる海馬と扁桃体


http://goodbrains.net/brain/kioku.html


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好きとか嫌いとか、不安とか、喜怒哀楽の判定をするところ

 海馬の隣にある扁桃体。 (へんとうたい。)(Amygdala)

 脳科学分野の研究が進展し、最近、扁桃体について様々なことがわかってきています。

 扁桃体と海馬。

 心の成長、発達との関係。

 これから追いかけていきたいと思います。
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PDD誤診問題

統合失調の可能性があるといわれたら、まず、発達障害とPMS/PMDDを疑がいましょう。
九割か、もっと多くが精神科医の誤診という話が、本当にあるようですから。

というか、統合失調そのものの概念が曖昧で、否定されつつあるようです。

まずは、簡単な生育暦チェックと、除外診断で明らかになっていきます。

これが基本。そしてスタート。

いまどき、なんでも統合失調という医者は完全に時代遅れです。

薬でごまかす医者は最悪。庶民の敵。社会的制裁の的になるでしょう。

世界には脳科学、神経科学だけでも何十万人もの研究者がいて、今、ものすごい勢いで、新たな知見が得られています。 インターネットを通じても、本当に有益な情報が手に入りやすくなっています。

 過去のしがらみにとらわれず、忌憚のない議論をして、よいものは取り入れ、どんどんと変革していくことが必要です。
 
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非定型抗精神病薬は定型抗精神病薬よりも、大きな副作用がある

  普通、副作用というと、錐体外路症状(EPS)やアカシジアなどが話題になりますが、
  人によっては、薬の選択が適切にされていないため、出てしまう作用もよけいな意味での副作用といえるかもしれません。


  薬剤一般の効能にとらわれずに、その人にとっての標的、副作用を定義しなければならないですね。 

それにしても、新薬の方が副作用が強くてダメですなようですね。
シンプルが一番か?

The Lancet, Volume 373, Issue 9671, Pages 1249 - 1250, 11 April 2009

"Are new drugs for schizophrenia better than old ones? — Authors' reply"

Original TextStefan Leucht, Werner Kissling, Rolf R Engel, John M Davis


However we disagree on some issues.
First, there is no evidence from randomised controlled trials that haloperidol has less efficacy than other first-generation antipsychotics,1 supporting our generalisation.
Second, the claims by the pharmaceutical industry that all second-generation antipsychotics are more effective for negative symptoms than first-generation antipsychotics is simply not evidence-based. Of seven trials in patients with predominant negative symptoms, only one (of olanzapine) was positive (figure).
Third, we found that higher-dose haloperidol induced more extrapyramidal symptoms than did lower doses, but even the lower doses induced more extrapyramidal symptoms than did second-generation antipsychotic drugs (see figure 7, bottom, in the original paper).
We concluded that the distinction between first-generation and second-generation antipsychotics is not useful and did say that first-generation drugs are heterogeneous as well (see penultimate paragraph in the original paper).





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Leucht S, Corves C, Arbter D, Engel RR, Li C, Davis JM.

"Second-generation versus first-generation antipsychotic drugs for schizophrenia: a meta-analysis."

Department of Psychiatry and Psychotherapy, Technische Universität München, Munich, Germany.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19058842

FINDINGS: Four of second-generation drugs were better than first-generation antipsychotic drugs for overall efficacy,
with small to medium effect sizes
(amisulpride -0.31 [95% CI -0.44 to -0.19, p<0.0001],
clozapine -0.52 [-0.75 to -0.29, p<0.0001],
olanzapine -0.28 [-0.38 to -0.18, p<0.0001], and
risperidone -0.13 [-0.22 to -0.05, p=0.002]).

The other second-generation drugs were not more efficacious than the first-generation drugs, even for negative symptoms.

Therefore efficacy on negative symptoms cannot be a core component of atypicality.

Second-generation antipsychotic drugs induced fewer extrapyramidal side-effects than did haloperidol (even at low doses).

Only a few have been shown to induce fewer extrapyramidal side-effects than low-potency first-generation antipsychotic drugs.

With the exception of aripiprazole and ziprasidone, second-generation antipsychotic drugs induced more weight gain, in various degrees, than did haloperidol but not than low-potency first-generation drugs.

The second-generation drugs also differed in their sedating properties.


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John M. Davis, M.D.

"The Choice of Drugs for Schizophrenia"

N Engl J Med 2006, 354:518-520, February 2, 2006
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMe058298

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 これらの内容は、長嶺敬彦著、「予測して防ぐ抗精神病薬の身体副作用」でもやさしく解説されています。

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発達障害に関係する恐れのある食品(覚え 作成中)

「注意欠陥・多動性障害」 (ウィキペディア)より

・食事とADHDとの関連性を指摘する報告。(ただし、証明は完全ではない。)

 ・砂糖の多いソフトドリンクの摂取量と注意欠陥・多動性障害との相関関係が観察された。
    ・2006年、5000人以上と規模の大きい研究
      Lars Lien et al. "Consumption of Soft Drinks and Hyperactivity, Mental Distress,
      and Conduct Problems Among Adolescents in Oslo, Norway"
      American Journal of Public Health Vol96, No.10 2006, pp1815-1820. PMID 17008578

 ・アメリカやイギリスでは食品添加物などを除去した食事の比較が行われている。
  たとえば、23の研究で食事とADHDとの関連が見られ、アレルギー症状の軽減も報告されている[7]。
    ・Schardt David. Diet & behavior in children Nutrition Action Healthletter 27,
     2000 March, pp10-11. Washington, DC: Center for Science in the Public Interest.

 ・2007年 イギリス政府 
   食品添加物の合成保存料の安息香酸ナトリウムと数種類の合成着色料が子どもにADHDを引き起こすと
   いう研究を受け、これらを含むことが多いドリンクやお菓子に注意を促している。
    ・Agency revises advice on certain artificial colours
       (Food Standards Agency, 11 September 2007)

 ・2008年4月 英国食品基準庁(FSA)
   ADHDと関連の疑われる合成着色料のタール色素について2009年末までにメーカーが自主規制するよう
   勧告した。
    ・Board discusses colours advice (Food Standards Agency, Friday 11 April 2008)

 ・自主規制対象のタール色素: 赤色40号、赤色102号、カルモイシン、黄色4号、黄色5号、キノリンイエロー

  



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(PDD) 興奮した場合、対応する薬はあるのか?

ずばり探し求めている情報に出会ったので、今後のため、自分なりにまとめておきます。

 たくさんのHPを参考にさせていただきました。


Googleで 「 旧セカンドオピニオン(青板)関連見取り図案内  」 を検索してください。

     知っている限り最も信頼してよい情報源です。


[とあるWEBより引用]
 「 ちなみに、私も統合失調症と誤診・混同されまくり、セカンドオピニオンを何回もしまくって、最終的に行き着いたのが、・・・「毒舌・・・」・・・です。最終的にはアスペルガー症候群/障害であることが判明しました。この先生は、簡単な生育暦を見て一発で見抜いてしまいました。正直、私もアスペルガー症候群については詳しくなく、表面的な知識しかなかったので、最初は疑ってしまったのですが、やはり、プロ中のプロでした。その後も、懇切丁寧にフォローして下さり、一精神科医としても、一個人としても真面目に尊敬しています。表面的な上っ面の優しさ・偽善だけで、結果的にクスリを処方して終わる「3分診療」の世間一般の精神科医に比べれば天と地の差です。というよりも、比較になりえません。 」



PDDへの薬物療法に関する考え方

 ・脳のつくり(神経回路のつながり方)が違う発達障害の人では、薬の効き方は個人差が激しく慎重に選ぶこと

  [追記] 脳のつくりについて
         脳の神経細胞の数は、幼児期からだんだん減っていくと言われている。
         その代わりに、神経細胞同士を結ぶ結合(ネットワーク)が増えていく。
        ある動作、経験によりネットワークができていくとすれば、
        その動作、経験が脳の成長、発達に影響を与えていると思う。 

        だから、できるだけ前向きな動作、経験、そして環境つくりが大事。          

 ・発達障害では薬に対する過敏性が強い人が多い。量に注意して常に調整を心がける。
   
 ・薬の追加で、薬剤性精神症状が強まり、さらに上乗せされ、悪循環、泥沼にはまる人もよくあるので注意。

     [ 参考 2009.10.18のメモ 「幻覚、幻視、幻聴」について ]
     [ 参考 2009.6.20 前頭葉の働き ドパミンに関する追記 ]

 ・(突然、急に)スイッチが入って興奮した場合・・薬では どうのように対応するか?

   (案1−1) 漢方72番 1回に2包頓服  

         [72 甘麦大棗湯(カンバクタイソウトウ)]

         パニックに。(フラッシュバックが関与しないパニックの場合)


   (案1−2) 漢方の54   

         [54 抑肝散(ヨクカンサン)]   [苦いのでオブラートに包むとか工夫が必要ですね]

         怒りやイライラが強く、不眠がある場合。

         女性で、月経前に衝動性や怒り、イライラ、不眠がある場合。


   (案1−3) 漢方の60+71 一日2〜3回服薬

          [60 桂枝加芍薬湯(ケイシカシャクヤクトウ)
          [71 四物湯(シモツトウ)]
 
         フラッシュバックに。(フラッシュバックの頻度、衝撃を減らす)

          [ 参照 2009.11.16のメモより
           フラッシュバックは、「 海馬における神経結合に異常があるため、
           本来つながるべき神経でない神経につながっているため 」 に起こると
           いう説が有力、、、 ]

           
  ----- 以上、漢方では 過敏症状、興奮 などの副作用が出にくいといわれている -----



   (案2−1) 抗不安薬で相性のよいもの

      [追記] ワイパックス

             デパケンRで補強 (シャープさがなくなり、過敏反応を抑える感じ)


   (案2ー2) レボトミン、または、コントミン、または、オーラップ

           発達障害の諸症状(統失様症状や粗暴、興奮、イライラ)全般に対して。
           レボトミンンは、D2への働きは弱く、アドレナリンを押さえる効果が強い。太ることがある。

   (案2−3) ハロペリドール(セレネース、レモナミン)適量 
          (0.5〜1〜1.5mg内で調整したい。抗パ剤なしの限界!?)で、常に最適量を調整する。


   (案2−4) リスペリドン微量 (0.125〜0.25〜1mg)で、常に最適量を調整する。

       なお、非定型抗精神病薬の賦活作用には、合う人と合わない人がいるので注意。
  
            (ジプレキサは選択すべきでない。複数のレセプタに強く作用するので、
            減薬時の離脱作用が過酷であり、そのため変薬も難しいため。)


           慎重に調整する必要がある。(Grace理論における最適なTonic/Phasic比を見つける必要がある。)   

           * Grace理論とは、脳科学者アンソニー・グレースの仮説で、
            抗精神病薬が興奮時(phasic相)に出てくる過度のドパミンを遮断することで、
            平穏時(tonic相)に比べてドパミン濃度が大きくなりすぎないように制御できる
            場合だけに有効。この場合の抗精神病薬にさじ加減は非常にも難しい。
            かつ、逆にバランスをくずしてしまえば症状は悪化する危険性性がある。
            これが、発達障害に抗精神病薬が効果を示しにくい理由である。
            
            発達障害(PDD)の人に、特に非定型の抗精神病薬を使う場合は細心の注意が必要。
            こまかい調整ができない場合は、避けたほうがいいかもしれない。

          抗精神病薬は、至適量を超えると、病気と間違えられる副作用が出るので注意。  
          特に、過沈静のために、抗精神病薬の使用は絶対にいけない。         

   急に大きなスイッチが入って、暴れて止まらない場合、安全性が高く、沈静の強い薬が必要。

           過沈静のために、抗精神病薬の使用は絶対にいけないので、
           アドレナリンα1を抑え、D2などに影響が少ない処方が必要。
            (PDDでは元々少ないといわれる)ドーパミンの遮断をしない。
 
           何がよいのか、固定せずに常に新しい情報に網を張ることが大事です。
             神経科学を含む分野は世界で何十万人も研究していて日々進歩しています。


            医療機関も1つではなく、信頼のおけるセカンドオピニオン、カウンセリング、地域支援などを調べて、
            自ら動く必要があります。また、同じ悩みを抱えている方とのネットワークも作ることができます。
   

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Key Words: 手がつけられない お手上げ どうしようもない 乱暴 目茶目茶
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まだまだ、このままではいけません。

家族が知人から聞いたとのことで、又聞きになってしまいますが、

NHKのニュースで
 
 子供が精神科を受診するケースが増えており、

 2時間待ちで、5分診療。

 そして、変な薬を出して、子供が、より深刻な病気に陥るケースが増えている。

という放送があったようです。


これはいけない。

子供のことを分かっているお医者さんが少なすぎです。


日本の医療教育はどうなっているのか? 大学、学会の改革が必要。

厚生省はなにしとるんだ!! 国会で追及が必要。

微力でもなんとかせねばなりません。 力を合わせてなんとかせねばなりません。


[追記]

小学生、中学生が統合失調になることは、まずありえません。

学校に行くのが嫌になったり、不安になったりするのは、
いじめや、発達障害の特性が背景にあるはずです。

ゆったりとすごして、ストレスを解消することが必要です。

統合失調の薬(抗精神病薬)は、ほとんど間違った処方になっていて、
一般に作用より副作用が多いのが社会問題となっています。


統合失調では妄想があるのでを抑えるという安易に飲んではいけません!!!


「根拠、脈絡背景のある空想、ファンタジー」と、「根拠のない幻覚、妄想」とは
そもそも違うものです。世の中には、これらの違いが理解できていない医師の方が
多いので問題で、統合失調の病理、薬理を理解している医師を見つけることが最も
肝心かなめなことです。

 幻想、妄想が起こる理由は、脳の中脳辺縁系のドーパミンによる活動が過剰に
なってしまうためと考えられています。

 一般に、ドーパミン神経系は、見ること、聞くことなど周囲環境への反応の度合いに
関係していると言われていて、ドーパミンが多いということは感受性が強いということ
に関係しているかもしれません。

 中脳辺縁系のドーパミン神経系に何らかの問題があり、ドーパミン分泌濃度が高くなると、
見ること、聞くことなど生活場面で、ものごとへ認知、注意反応が鋭くなります。

この生活場面でのものごとへ認知、注意反応が鋭くなりすぎると、
普通の人では何も感じないことでも、色々と連想が広がる傾向にあります。

ささいなことにも注意反応が起こり、奇異な考え、連想に広がることがあります。
この連想がたくさん出てきて、それぞれの関連性を勝手意につくってしまうことにより、
現実ばなれした幻覚、妄想につながる可能性もあります。


 現実の生活と空想、ファンタジーの世界は違うことを意識できる生活環境が必要です。
 苦労しないで、安易に何でもできてしまう環境はよくないのかもしれません。
 自ら体を動かしながら世の大変さを実感しながら成長していくこと、大事だと思います。
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抗精神病薬の作用と副作用 (受容体、レセプターへの作用、関係)

抗精神病薬(メジャー・トランキライザー)のより正しい使い方を理解する参考のために、

書物などを参考にして、自分なりにまとめてみた。


 投薬、変薬、減薬時に、

  どういう作用が出て、どういう反作用が出るかの傾向が、一目で分かれば、

  その症状は、薬の作用か、離脱症状か、困ったときに参考になるのではないかと思う。

  たとえば、リスペリドン(リスパダール)やオランザピン(ジプレキサ)にも功罪(表と裏、メリットとデメリット)があるでしょう。
  
  患者にとってデメリットの方が大きければ、そういう薬は使ってはいけない。



 --- 下の図をご参考に ---

  
 (例1)暴れて制止できない場合、まず、PDDを疑い、沈静を目指すのが安全策と思える。

     ⇒ "ドーパミン系よりもノルアドレナリン系を抑えるべき"と判定できる場合
ハロペリドールによる沈静が、アドレナリンα1に効き、かつ、他の受容体への影響が少ない。
       減薬しても、そもそもα1以外への離脱作用(副作用)が少ないので、他の精神病と間違う危険性を回避できる。

       PDDならば、栄養障害でホルモンバランスがくずれて暴れる場合もあり、その場合、
          アドレナリンを下げる食事療法(炭水化物を2〜3時間起きにとる)
          ビタミン(B6など)、ミネラル(カリウム、カルシウムなど)
       の摂取も有効と思われる。
       女性の場合は、PMS/PMDDを疑うことも必要。

 (例2)PDDの人が暴れて制止できない場合、統合失調と誤診し、リスペリドンで沈静した場合。

     ⇒ アドレナリンα1だけでなく、セロトニン5HT2A、ドーパミンD2などターゲットでない
       受容体にも効いてしまい、副作用がでる。
       さらに、リスペリドンを(急に)減薬する時、2A、D2,2C,H1,α1の離脱作用が出て、
       もっとおかしな症状に陥る。

 (例3)[例2]のリスパダールの投与が効かないので、オランザピンに変薬する場合。
   ⇒ リスペリドンを(急に)減薬すると、2A、D2,2C,H1,α1の離脱作用による副作用がでる。
     更に、オランザピンを新たに追加することにより、2A、D2,2C,H1,M,α1の副作用がでる。
     これらの薬の有効血中濃度は同時に上がらない為、副作用が入れ替わり立ち代り現れるだろう。
     
     ここで、オランザピンを急に減薬しようものなら、その離脱作用で、更に複雑な副作用が現れる。

     こういういきさつで、病気でも何でもない普通の人が統合失調と間違えられ、
     長い間、副作用で苦しんでいる人、ずっと入院させられている人が相当数ではないかと危惧される。
      (この事態に気づいている人はかなり増えてきているようだ。講演会などでも公言されている。)
      
     少し脱線するが、ここに至っての思いとしては、

     ナチスのやったことと50歩、100歩であって、日本社会の大問題。
     家庭の常識、学校の常識にならないといけないし、草の根運動もいるし、政治も真剣に取り組んで欲しい。


  ◆以上より、「抗精神病薬は必ず単剤で使用」する必要がある。

個人的には、抗精神病薬を使わなければならない場合、
       副作用に注意しながらリスペリドン単剤を微量から調整するのがよいように思える。
     以前、当方のケースではリスペリドンは合わないと思っていましたが、
     これはリスペリドンの量が多すぎたから副作用があったのであって、
     変薬時に別の薬の作用と副作用、さらにリスの離脱作用が混ざってしまっていて、
     当時は無知であって、薬の複雑な作用にだまされていたのだと気づかされました。

     このあたりが実際に、現場で、一番大事な判断ポイントになるのではないでしょうか。
     
     実際、分かっている人が何人いるか? 今も、現場はオロオロするばかりではないでしょうか!?

     理解にひと苦労しましたが、分かってしまえば、もうだまされませんね。応用も利きますね。     


  ◆病気の原因が分からない場合、2種類以上の抗精神病薬を同時に使用してしまえば、副作用が混じってしまって、訳が分からなくなる。明確な医学的論拠、確固たるエビデンス、理由も説明できないので、多分そうだからという勘だけで多剤大量処方をするのは間違いである。    
       
 ↓

110216 抗精神病薬の受容体への作用(rev2)


[追記 2011.02.19]

 抗精神病薬の投与量(服用量)について述べられている論文を見つけました。

 ※ この分野は専門ではありませんが、何かひっかかります。
   矛盾なく整理された新たな知見・アイデアがキャッチできればよし。シンプルであれば更によし。
 
 "Does Fast Dissociation From the Dopamine D2 Receptor Explain the Action of Atypical Antipsychotics? Shitij Kapur (M.D., Ph.D.) , Philip Seeman, M.D., Ph.D. (カナダ、トロント大) J Psychiatry 158:3, March 2001"  
  
  [Begin manual download] をクリックするとダウンロードできます。
 

この論文のFigure.1によると、"(a) Threshold for response to haloperidol is 65% (1.5〜2.1 mg/day).
(b) Olanzapine (7.5〜10 mg/day) and risperidone (2 mg/day) also reach their thresholds of effectiveness only when their D2 occupancy reaches 65%, despite the fact that haloperidol has a negligible effect at the 5-HT2 receptor and olanzapine and risperidone show high 5-HT2 occupancy." とあります。 
 
 すなわち、ドパミンD2受容体の遮断率が65%を超え、作用が有効となるのは、
    ハロペリドールで、1日あたり 1.5〜2.1 mg
    オランザピンで、1日あたり 7.5〜10 mg/day
    リスペリドンで、1日あたり 2 mg
で、オランザピンとリスペリドンは高い 5-HT2受容体占有率を示すのに対して、
ハロペリドールは5-HT2受容体占有率は無視できるほど小さいとのことです。

 著者は、
  「抗精神作用を得るには、ドーパミンD2受容体の遮断率だけを適切に制御すればよい。」
と云い、
  「D2以外の受容体の遮断は、抗精神作用を得るために必要ない」
としている。

 このドーパミンD2受容体の遮断率の適切な制御は、
 生体内でD2受容体と結合した薬の成分が受容体と
 結合してから分離するまでの時間(koff)が早すぎず
 適切な値であることが重要で、そういう薬を開発す
 べしとの意見。 


 また、Figire.1 から以下のことが読み取れます。

 ⇒ 減薬が進み少量になった時には、ドーパミンD2
   受容体よりも、むしろ、セロトニン5−HT2
   受容体に関わる離脱作用に注意して、少量に
   なってからもゆっくりゆっくりと減薬する必要が
   ある。
  


新しい論文もあるようです。(未読)

 The Dopamine Hypothesis of Schizophrenia: Version III—The Final Common Pathway
Schizophrenia Bulletin vol. 35 no. 3 pp. 549–562, 2009



 


[追記 2011.02.20]

"Relationship Between Dopamine D2 Occupancy,Clinical Response, and Side Effects: A Double-Blind
PET Study of First-Episode Schizophrenia"
Shitij Kapur, Robert Zipursky, Corey Jones, Gary Remington, and Sylvain Houle
Am J Psychiatry 157:4, April 2000, 514-520

  
  [Begin manual download] をクリックするとダウンロードできます。


FIGURE 1. Relation of Dopamine D2 Occupancy to CGI-Rated Clinical Response (A) and Prolactin Level (B) Among Patients With First-Episode Schizophrenia Receiving Haloperidola

Figure.1 (A)によると、
 ドーパミンD2受容体の遮断率が75%以上になると、錐体外路症状やアカシジアが出る。
 ドーパミンD2受容体の遮断率が75%以下では、錐体外路症状やアカシジアが出ていない、かつ、個人差はあるが遮断率が40%以上で最低限の効果が出ている。

Figure.1 (B)によると、
 ドーパミンD2受容体の遮断率が72%以上になると、高プロラクチン血症(hyperprolactinemia)の症状がでるという。


以上より、目安として、錐体外路症状、アカシジア、高プロラクチン血症が出ないぎりぎりの線は、
    ハロペリドールで、1日あたり 2 mg
    オランザピンで、1日あたり  10 mg
    リスペリドンで、1日あたり  3 mg
となるようです。
  


[追記 2011.02.25]

Emotional experience and estimates of D2 receptor occupancy in psychotic patients treated with haloperidol, risperidone, or olanzapine: an experience sampling study. Lataster J, van Os J, de Haan L, Thewissen V, Bak M, Lataster T, Lardinois M, Delespaul PA, Myin-Germeys I. , J Clin Psychiatry. 2010 Dec 14.


要旨 ドーパミンD2受容体の遮断は、抗精神作用を持つと考えられているが、社会適応性の違いも生み出すようである。D2受容体との結合には"tight"と"loose"があり、情動回路に違った作用を及ぼすようである。
 "tight"結合(ハロペリドール、リスペリドン)の場合(n=74)、D2受容体の遮断が強くなるほど、ポジティブな情動が減少し、ネガティブな情動が増える傾向が見られた。
 "loose"結合(オランザピン)の場合(n=35)、このような傾向は明確ではなかった。

⇒ ハロペリドール、リスペリドンの場合、
    D2受容体の遮断(薬の投与量、服用量)は適切なレベルに抑える必要がある。
 
  
 ( オランザピンの場合、多種類の受容体を遮断するので、作用・副作用はより複雑であり、注意が必要。)
  

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key word: 離脱症状 禁断症状 
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発達障害(PDD)の特性の講演会

東京、名古屋、京都など、最近、多いですね。

一例ですが、

11/30には、東大で、発達障害と共に生きるというテーマで、開催されています。
  濱田純一氏(東大総長)、加藤進昌氏、片岡聡氏(有名な方。検索をお勧め。)、その他の方々
一般的に、学力の高い学生ほどPDD傾向が増えるのかもしれません。
学校が気づいてくれ、ケアしてくれればいいですね。

また、12/12には京都で、発達障害のある人の生活自立を支える、というテーマで開催されています。

どちらも、今の精神医療の大きな問題を提示し、新らしい時代への変化を予感します。

 もう逆流はできない。
 変わるしかないですね。

   これまでは、なんでも統合失調を疑った、これは大きな間違い。

   これからは、まず、発達障害(PDD)を疑う。それからスタート。

 間違った考えは糾弾され、退場していく時代がきましたね。


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今月も起こるので、やはりPMDD?

先月、周期に気づいてから気をつけていた。
しばらくは何事もなかったので、今月はないのかもと安心していた。

ところが急にやってきた。
今回も、本人が変調が起こる前に、自覚症状らしきことを言った。
当人にしか分からないなにかを感じているようだ。

現れる症状も先月とほぼ同じ。

このスイッチが入ってしまうと、もはや今の薬(気分調整薬)では抑えられないようす。

根本的な対策(社会的なストレスからの解放、体質改善)には時間がかかるけど、
暴れたり人に迷惑をかけたりしたら、対処療法(薬剤)も避けられない。


[追記] 暴言、暴れるには、アドレナリン系に効いて沈静させる薬が必要。
      ドーパミン遮断薬は副作用が多すぎるので避ける。(基本なのに、知らない専門家が多い。)
      たとえば、ハロペリドールの方が適している。(12/22、12/25のブログを見てください。)

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月経前症候群 ( PMS、 Premenstrual Syndrome )


 PDD−NOSなので、抗精神薬をゆっくりゆっくり減らして、抜けてから1年半経ちました。

 それから、気分調整薬と抗不安薬を服用していますが、本人がだんだん飲まなくなってきた今日この頃。

 時々、荒れる。 
 それが、どうも周期性があって、ほとんど生理前に起こる。

 源は、PMS、PMDDのようです。 発達障害とPMS、PMDDの両方のように思えます。 

 原因が分かれば、対応の方針も立てれるのですが、どちらもよく解明されておらず、簡単ではないですね。
 本人も苦しいだろうけど、様子をみながら、うまく乗り切っていきたいものです。


[追記] 12月25日のブログを参考にしてください。
     
     薬剤としては、テグレトールが合う場合が多いようです。
  
     複数の専門医から直接聞いたところ、PMS/PMDDには、こうれまでの経験上、
     デパケンよりもテグレトールの方が合うという話を聞きました。

     うちの場合も、テグレトールによりマイルドになったような感じがしています。

     また、漢方もニオイと苦味が苦手で飲みにくいので、錠剤(桃核承気湯)を探していただけました。

   
                                     

----- 以下は、「お月さまのごきげん」というホームページを参考にさせていただきました。-----


 海外では、30年以上、PMSの研究が進められており、 専門的な治療や改善方法などを相談できる医師、病院、PMSセンターなどが存在しますが、残念ながら、日本国内でPMSという言葉が一般に知られるようになったのは、ここ数年のことであり、海外と比べて、社会的認知度は低いとのことです。


突然のいらだち
 PMSの女性は、月経前になると突然の気分の変化がみられます。
 普段は明るく温和な女性であったのに、突然いらだち、周囲の人に八つ当たりをするかも知れません。
 ある女性は、激しく泣き出すかも知れません。
 また、ある女性は、周囲の人との会話を長時間避けるようになるかも知れません。

 重度の場合は、配偶者や恋人、家族に暴言を吐き、非理性的な行動を起こすかも知れません。
 物を乱暴に扱い、壊してしまうこともあるかも知れません。
 身近な人に対し、暴力を振るうかも知れません。
 
 PMSの衝動的な気分の変化は、本人はもとより、その周囲の方々も悩み、苦しむことになるでしょう。

 この“キレる”症状は、「血糖値の低下」が原因のひとつにあげられます。
 血糖値が低下してくると、血液中のブドウ糖濃度を最適に保つため、アドレナリンが分泌されます。
 アドレナリンは、挑戦や脅威、危険に直面した時に分泌される「攻撃性ホルモン」でもあります。

 PMSの突然のいらだちは、長時間、炭水化物を含む食事(※)を摂らなかった後に起こりやすいそうです。
 また、PMSの女性は、長時間の空腹には耐えられません。

 三食きちんと食事を摂っていたとしても、「月経前は通常時よりも1〜2時間短い時間でアドレナリン湧出が起こる」ため、「月経前の期間は、炭水化物を含む食事を3時間置きに摂るのが好ましい」とされています。

(※)炭水化物を含む食べ物 … 米、小麦、ライ麦、オート麦、しゃがいも等



「PMSによる抑うつ」と「うつ病」の特徴比較

 PMSでは、症状は月経前の数日間のみに現れ、症状が14日以上持続することはない。
 うつ病は、症状は慢性的で、月経前に特に重度となる。

 PMSは、食欲増大、体重増加。
 うつ病は、食欲減退、体重減少。

 PMSは、眠りたいという気持ちが強く、ベットで過ごす時間が長くなる。あるいは、すぐに横になりたがる。
 うつ病は、睡眠障害がみられ、眠りが浅く、夜中に目が覚めたり、朝早く目が覚めてしまう。

 PMSは、パラ月経期後、最短でも排卵期までは積極的、行動的、意欲的である。
 うつ病は、慢性的な意欲喪失、物事に対する関心がなく、常に引きこもりがちである。

 (注意)鬱病、慢性疲労症候群、自律神経失調症などの疾患者は、月経前になると特に症状が重くなる傾向。
     また、パニック障害疾患者では、発作の頻度が増すようです。
     これらは、「月経性愁訴」といい、「PMS」とは異なるようです。


 PMSの症状が現れる時期

 排卵期から月経が始まる数日前にかけて出現し、 月経開始後2日ほどで消失するのが大きな特徴。
  排卵期から月経の開始までの時期に活発になる黄体ホルモン(プロゲステロン)の影響とされている。
 
 PMSの特徴
  1)月経のある女性にのみ出現する(※1)
 2)排卵から月経前、プロゲステロンが活発になる時期(黄体期)に出現する。
 3)月経終了後、プロゲステロンが必要とされない時期(卵胞期)には消失する。
 4)月経の周期に伴い反復して出現する。
 5)症状が賢著に現れるのはパラ月経期(※2)に集中し、経血量の減少と伴に症状も消失する。
 6)血液中のプロゲステロン値が非常に高くなる妊娠中は症状がみられない。

※1) まだ初潮を迎えていない女性、閉経後の女性、(病因や経口避妊薬により)月経が止まっている女性、
無排卵周期の女性、両側卵巣摘出手術を受けた女性にはPMSの症状が現れません。
※2) パラ月経期とは、月経直前の4日間と月経中の最初の4日間を指します。
この時期は、判断力の低下、感染症に対する抵抗力の低下、苦痛に対する耐性の低下、視覚的鋭敏さの低下が著しくなります。


 PMSの症状は、 女性の約80%が経験していると言われています。症状は、人によって様々で、「胸が張ってくる」「下腹部に痛みを感じる」といった身体的なもの、 あるいは、「怒りっぽくなる」「理由もなく悲しくなる」というような精神的なものなど、例をあげればキリがないそうです。
 PMSは、排卵のある(妊娠が可能な)女性であれば、誰にでも起こり得る症状です。決して、特別なものではありません。むしろ、女性として健康である証であるそうです。
 しかしながら、PMSは、月経の周期ごとに反復して現れるので、非常にわずらわしいものでもあります。
 また、症状の度合いも個人差が激しく、症状が現れても、それほど気にならない程度の人もいれば、 逆に日常生活でさえも困難になってしまう人もいます。
 このように極端に重度の症状が現れるものを月経前不機嫌性障害(PMDD)といい、 PMSの症状を訴える女性のうち、約5%の方は、適切な治療が必要とされています。


 PMDDについて (インターネットより)

  生理の2週間前くらいから、頭痛、むくみ、下腹部痛、車酔いのようなめまいや吐き気、全身のだるさ、抑うつ気分、極度のイライラ、不安感に悩まされるようになっていた人に効果があった話。
  産婦人科でPMSと診断され、漢方薬を数種類、3年間服用したが改善はなし。
  婦人科クリニックで、低用量ピル(マーベロン26)の提案をいただき服用したところ、症状がウソのように無くなって驚いたそうです。副作用も初めの2週間くらい軽い吐き気があっただけだそうです。


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GSK−3β

(調査中)
 グリコーゲン合成酵素キナーゼ-3β と呼ばれ、色々なものに関係があるらしい。
 たとえば、糖尿病、細胞運命の決定、老化、癌、神経疾患、アルツハイマー病などへの関与が示唆されているそう。

 神経関連では、脳神経細胞群の発達障害、即ち、偏った脳神経回路ができてしまう為にドーパミン分泌が偏り、引き起こされる気分障害から統合失調まで関係していそう。(偏った脳神経回路ができてしまった場合には、時間がかかるけども、見ること聞くことなど少し環境を変えてやって、偏らない脳内回路に変えていってあげるしかないかもしれません。)

 ドーパミンに関しては、多すぎても少なすぎても神経細胞が死んでしまう最適用量の範囲があるので、バランスを保つことが大事ですね。エビデンスとなる論文も結構あって、抗精神病薬は用量が多いとダメというのも、ここに論拠があります。このあたりは勉強不足の先生も多いようです。

 また、哺乳類の時計遺伝子にも関係していそうで、昼夜逆転など睡眠障害とも関係があるかもしれない。
 
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PDDの記事(2) + お勧めの本 [追記] 

 またまた、子供の病気の特集(2010.6.12)です。アスペルガー、ADHD、自閉症という副題つきです。

 週刊東洋経済の発達障害特集を立ち読みした。
 記事の量は少ないですが、質は低くなかったです。

 要約としては、
   アスペや高機能自閉症(PDD)に効く薬はない。
   普段の生活において、療育により一歩一歩、自立レベルを上げる支援をしてあげること。
   薬は何かあった時の対処療法として使うこと。
 など書いてありました。


  [追記] 「 新薬や、新しい療法など、お金をとれるとみると
        うまい宣伝をして商売をする輩も出てくるので、
        よくよく注意が必要です。 」   



 お勧めの本 ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・
 
     --- 書評(アマゾンなど)を参照してみては、いかがでしょうか。 ---

   「発達障害に気づかない大人たち」
      星野仁彦(著)

   「精神科セカンドオピニオン2―発達障害への気づきが診断と治療を変える」
      適正診断・治療を追求する有志たち (著)

   「パスポートは特性理解」
      NPO法人ノンラベル・田井みゆき(著)

   「予測して防ぐ抗精神病薬の身体副作用」
      長嶺敬彦(著)

   「発達障害の豊かな世界」
      杉山登志郎(著)

 ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・
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東洋経済  PDDの記事


 週間東洋経済に「くすり」の特集があり、発達障害も取り上げていますが、
 内容は、
   
  ・一般論(入門向けの概論)
  ・ADHD対応(新薬について解説があり、探している人にはよい情報かもしれません。)

 であって、アスペルガーへの対応については述べられていませんでした。

 次回の特集では解説が欲しいところ。 
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うちのPDD対策 薬やミネラルについて

うちの子の場合、かなり薬とかに敏感

 普段

   気分安定薬(デパケンR)でブレを抑え、抗不安薬で不安を和らげる のが基本

   カリウム、カルシウム、マグネシウムなどの ミネラル不足 に気をつける

 ブレた時

   様子を見て、30分ほど一人にしておく とか 寄り添ってあげるとか

   本人に合った、気分を落ち着かせる漢方薬を飲ませる     
 
 元気のない時

   これが難しいですね。。。

   元気の出る漢方や春ウコンでは、高揚しがち 様子を見ながら軽いめに調整


 そして、なによりも 生活環境を整えてあげることが一番。

   ストレスがたまらないように。

   少しずつゆっくりとでも、成長を願って。


(補足) 

 4/23付けの朝日新聞(29面)に「見逃される発達障害」という記事があり、関連本も紹介されています。
 PDDは百人百様、みなそれぞれ。うちも容易ではありません。 
 しかし、PDDについて右往左往、何も分からなかった時代(ほんの4,5年前)から、反論の余地のない常識レベルに変わりつつありますね。

もはや、PDDを統合失調とごちゃ混ぜにする医療は、単なる勉強不足、怠慢ですまない。善良な人々への背徳行為そのもの。社会的にも許されない時代になってきましたね。                            
 
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不登校リハビリ中

 この季節、学校の話には敏感になっています。
 学校に行くと言ったり行かないと言ったり。
 いまは学校に行ってもも楽しいことはないし、むしろ苦しくなる。

 明日、そんな先の予定なんか立てられない、と言った。

 先が見えない状況で、親に気を使い、自分を探している。
 学校には、心の底では行きたくない。

 なのに家では行け行け信号があふれている。だから、心が苦しくなる。
 なにかのきっかけで衝動的になってしまう。
 
 どんどん行動するので物の置き場所も忘れて、探すのにひと苦労。
 人間は一度に3個か4個以上のこと、覚えられないよ。

 不登校のリハビリには、行け行け信号は逆効果。

 学校以外にも豊かなこと、楽しいことはいっぱいあるはず。

 人と自然を家庭教師にしたい、優しい豊かな心をさがそう。

 
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PDD PDD-NOSとゲーム脳

 ハッとする記事に出会いました。これまで疑っていて、身近な人から否定されたこともあっただけに少しショックをうけています。それは、発達障害の一因としてTVゲームとの関係です。その記事は、TVゲームで阻害される子どもの脳の発達、−−豊かな人間性を育むために−−、というWEBの記事です。 原文を読まれるのがいいです。 (以下は私なりのメモです。)

 現実の世界における脳の動きは、
  例えば、キャッチボールをする時、目から入った情報は、視床を通って視覚野に入ります。
  それから、それがどういう形であるとか、色であるとかいうことを判断する視覚処理領域に情報が至ります。
  さらにボールが空間的にどの辺を飛んでいるのか、スピードはどれ位かなどの情報とともに前頭葉に行きます。
  ボールが来て、「これは捕れるから捕ろう」、或いは「早すぎるから逃げよう」と前頭葉で判断して、そこから運動野に情報が行く。
  そして運動野から脊髄を通して手に情報がいって、飛んで来たボールを捕るということになる訳です。

 一方、ゲームをした場合、情報は途中までは一緒らしいのですが、テレビゲームの場合、視覚情報が前頭葉を通さずにいきなり運動野に行くそうです。
 すなわち、前頭葉で判断する機能を使わなくなってしまっているそうです。
 情報は、人としての思考を行う前頭葉を通さずに「ただの反射として運動野に伝わるだけ」だそうです。
 脳内の神経回路として、そういう思考、判断を伴わない反射としての神経結合が増えると、「短絡思考、考えるのが苦手、短気」ということにつながっていくのかもしれません。前頭葉の働きがなくなるような脳内ネットワークができてしまうのですね。(推測ですが、たとえば、感覚情報などを伝える脳幹網様体から大脳への神経結合において、運動野との結合が蜜になり、前頭葉とは粗結合になるのかもしれません。発達の偏りというのはそういうところからきているのかもしれません。そういうことであっても、考える習慣、思慮深い環境に慣れれば脳の回路構成は変えることができますので、そこに知恵を絞って工夫すればいいと思います。阿多rしい刺激、経験に対して脳神経回路の軸索が延びて新しい結合をするには時間がかかるでしょうから、気長に構えることも必要ですね。)

 また、これは、ゲームだけではなくて、テレビを漫然と見ているだけでも同じような状況になると言われています。 携帯電話もメールは文章のやり取りをしているから頭を働かせているように考えられがちですが、そうではなく、反射的な記号として脳は処理しているようです。だから実際脳波を測ってみると携帯電話でメールを始めるとβ波が下がるようです。パソコンをやっても最初はいいのですが、続けていると前頭葉の活動は低下するようです。

 脳の発達には、親子の間で交わされる様な双方向の情報のやり取りが必要だそうです。テレビのように情報が一方通行ではダメで、そういうことを長時間続けていると脳の発達してはあまりよくないそうです。

 年齢とゲーム脳の関係に触れますと、「脳の仕組みが完成するといわれている中学生の子供」にテレビゲームをさせてもゲーム脳にはなりにくいという調査結果があるそうです。「やはり、中学生になる前、10歳以下に関しては、出来ればやらせない方がいい」ということです。また、たとえ10歳を過ぎた場合でも全部で30分以内にするのがよいそうです。コンピューターやテレビジョン、携帯電話もそうなんですね、長時間というのはとにかく避けることです。1時間位コンピューターをやったら10分は休むなど、予め決めてやったほうがよいでしょう。

 空想世界、仮想空間から抜け出すには、現実の世界で豊かな体験を増やすこと。散歩や軽い運動など、とにかく外で体を動かして現実感を獲得していくことが大事と思います。
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心とは何か?

 「あの人の性格は変わらない」とか、「自分の性格は変えられる」とか耳にしますが、性格というものは自分でコントロールできる部分と自分でコントロールできない部分の両方を持っているようです。性格は、自分でコントロールできる考えや気持ち、心といわれるものの表れのように思います。

心とはなにか、Wikipediaによりますと、
 心の語源はコル・ココルで、動物の内臓をさしていたが、人間の体の目に見えないものを意味するようになった、
とある。この人間の体の目に見えない「心」の多義性の意味するところとして、広辞苑では以下を挙げているらしい。
 1. 人間の精神作用のもとになるもの。
 2. 人間の精神の作用そのもの。
 3. 知識・感情・意思の総体。
 4. おもわく。
 5. 気持ち。
 6. 思いやり、情け。
 7. 他に 趣き、趣向、意味、物の中心、等。

7についてはよく分からないところがあるのですが、1から6までは心と思います。そして、これらは顕在部と潜在部により構成される意識の一側面を表しているのではないかと思えます。
 顕在意識には: 選択できる意思             (自分でコントロールできる部分)
 潜在意識には: 感情、気持ち、情動、喜怒哀楽、クオリア (自分でコントロールできない部分、(備考1))
などが属するのでしょう。

 (備考1)以前、赤ちゃんの視力の発達の項で書きましたが、脳の神経回路にプログラムされている、人の脳の大部分を占める視覚系については3才までに大きな発達をするようですので、潜在的に生まれる気持ちにつながるであろうパターン認識の原型などはこのころにできてくるのかもしれません。ただし、可塑性があるのでの徐々にでも変えられるはず。
 
 (備考2)「意識しない行動 (思いの刷り込み、夢はかなう)」で書いたことの抜粋 

 人が脳内で処理している情報は、大体、目から入ってくる視覚情報が8割、耳から聞こえる聴覚情報が1割、その他が1割といわれています。
 これらの情報量は莫大で、まず意識に上がらない潜在的な神経情報処理(無意識に自働的に行われる処理)が行われるそうです。そして、"この"在的な情報処理"から"意識に上がってくる情報"は、五感(特に視覚)で感じた感覚情報の"ほんの一部分"で、殆どの感覚情報は意識されないまま(潜在的なレベルで)、脳の奥深くで記憶、学習されていくそうです。
 よって、人が意識できるできないにかかわらず、見えた光景や聞こえた音声などは意識されないまま潜在的なレベルで脳のどこかに記憶されるようです。そういうことの積み重ねが、個性になっていくのかもしれません。

 (備考3) どこかで読んだ本または記事の覚え

 人の脳の基本構成は、遺伝もあるが、妊娠中から3才くらいまでにかなり発達するので、この頃の環境の影響を強く受けていると思われる。
 PDD,PDD−NOSの診断、判定、状況把握には、生育環境、生育歴についてのヒアリング、カウンセリングが基本、最も重要である。
 逆に生育環境、生育歴抜きに、そのときの状況だけで判断するのは、誤った判断に結びつく。


(つづく)
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顕在意識と潜在意識の不整合についてのメモ - Consciousness Gap -

(今、書き直しています)

 顕在意識とは、意識のうちで、今見えているとか考えているとか自分で分かるもの(意識を海に浮かぶ大きな氷山にたとえると、水上に見えている部分が顕在意識で、水面下にあるのが潜在意識)。自分の中、または、自分と相手、環境との相互作用の中で生じる今こう思っているを意識できる意識。

 潜在意識とは、覚えていることも、覚えていないことも、個人がそれまで見聞きし経験して、脳神経回路に(偶然または必然により)ある順番で逐時的に入力されたことすべての重み付け総和からくるなんらかの記憶(氷山の水面下に隠れている膨大な部分)。(あることすらわからない、意識できない。自覚、意識してアクセスすることができない神経結合としての記憶。人が進化の過程で獲得した遺伝子配列や、胎児としての生を受けた瞬間から環境によって刷り込まれてきたもの)。

 いわゆる、その人の生活環境に合ったこと、現実からあまりずれてないないことを見たり聞いたりするのは、そう違和感がないので問題ないだろう。しかし、それまで自然に刷り込まれてきたことと、新しい生活環境とのギャップが突然大きくなると、その変化に対応できなくなることがあるでしょう。
 家庭、社会生活からかけ離れた環境を想起させるもの、たとえば、暴力、犯罪、あさはかで悪しき考えなどを見たり聞いたり、ゲーム、インターネット、本などをのぞいたりすれば、そのことがショキングな記憶として、潜在意識の領域に鮮明に残り、なんらかのトラウマとなったり、妙に再現したくなったり、探したり、執着したりこだわりの傾向がでてくるかもしれない。

 この潜在意識に築かれていった何らかの考え(意識からはアクセスできない潜在意識領域の神経回路による表象)が、その人の顕在意識と整合しない場合には、すんなりと体が動かなくなる。より安定した生存のための自己防衛本能などにより、膨大な潜在領域からくる働き(情動)の方が勝るだろう。だから人の意思は変わったり、弱い存在なのかもしれない。

 動きたくても動きたくない、動けなくなる。出たくても出るのがおっくう、出られなくなる。程度の差こそあれ、自閉症やPDDなどは、そういうことからきているのかもしれない。

 よって、環境とそぐわない行動を変えていくには、潜在意識を変えるという意味で生活環境を変えていく必要があろう。

 自覚症状があれば、自分で自分に栄養を与えよう。
 自覚症状がなけらば、個人にも社会的にもよい生活刺激を提供しよう。

潜在意識のメカニズムを逆手にとってうまく活用し、成功に導くこともできると思う。

基本対策のメモ ----> (5/13) PDD PDD-NOS 高次障害と対策
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強くて豊かな心

 新聞によると、小中高で暴力が急増しているらしい。統計の取り方にもよるでしょうが、コミュニケーション不足、自然に湧き上がってくる感情、情動をうまく処理できないなどの要因があるでしょう。思考がパターン化され、他人の立場でいろいろな可能性を考えることができなくなっている。また、きもちを表現する言葉の幅が狭くなっている。表現できないできごととぶつかった時、感情や行動が激化してしまうのではないか、という声があります。

 確かに、もはや、日本の子供は、大人も含めて、辛抱ができない思考パターンに毒されているのでしょう。TVバラエティやTVゲームなどは、その時は楽しくて得をした気になるかもしれませんが、見てしまったことにより後々大きな損をするような悪影響が出ていないでしょうか。人が気付かない心の奥で(潜在脳レベルで)、短絡的な気質を作っていないでしょうか。物事についていろんな角度、立場から考えずに、すぐ行動に移ってしまうパターンになっているのかもしれません。

 たとえば、短絡的でないものとして韓国ドラマがあるのかもしれません。一つのできごとでストーリーをすごくひっぱる。じれったくなることもあるが、すぐに答えを出さずに深く考えること、人に相談して意見を聞く、多角的なものの見方、それに主人公の辛抱強さ、家族友人の温かみの大事さなどが伝わってくるものもある。そういうことを通して人間は成長していくということを教えてくれている。昔の日本のドラマにあって、今の日本のドラマにないものがある。アジアのドラマ人気の一端はそういうとこにあるのかもしれない。昔、見た朝ドラはそういう人間関係や辛抱強さを養ってくれたように思います。
 今、実社会へ出る前に求められているものは、短絡的な思考パターンをつくる環境ではなく、長い目で、辛抱強さ、いろんな見方の大事さを教えてくれる温かな家庭や学校、環境でしょう。
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意識しない行動 (思いの刷り込み、夢はかなう)

 人が脳内で処理している情報は、大体、目から入ってくる視覚情報が8割、耳から聞こえる聴覚情報が1割、その他が1割といわれています。

 これらの情報量は莫大で、まず意識に上がらない潜在的な神経情報処理(無意識に自働的に行われる処理)が行われるそうです。そして、"この"在的な情報処理"から"意識に上がってくる情報"は、五感(特に視覚)で感じた感覚情報の"ほんの一部分"で、殆どの感覚情報は意識されないまま(潜在的なレベルで)、脳の奥深くで記憶、学習されていくそうです。

 よって、人が意識できるできないにかかわらず、見えた光景や聞こえた音声などは意識されないまま潜在的なレベルで脳のどこかに記憶されるようです。そういうことの積み重ねが、個性になっていくのかもしれません。

 五感で感じた感覚情報が、潜在的な領域(無意識の領域で)ある閾値を越えると自分ではわからない行動になって出てくるのかもしれません。そういうなぜか分からないが勝手にそうなってしまう行動を引き起こす原因が、いわゆる"情動"とすると、情動とは人が意識していない潜在的なレベルで起こっている神経情報処理が原因ということになります。(意識に上がる感情や行動指令とは違い、本人もなぜそうなったかよく分からないかもしれません。)
 よって、もし、この情動による行動に問題があるならば、まず、情動につながる感覚情報を変える、すなわち、環境を変えることが必要ということになります。

 一言に環境といっても、家庭、学校、職場という社会的なものから、個性的な欲求の満足を満たす"外界と脳内で報酬を感じるループ構造(たとえば、TVゲームにはまっている状態、3日坊主のにわか趣味?に没頭している状態)"などがあるかもしれません。 ("ゲーム脳"という言葉があるようです。)

 こういう"潜在的に動く仕組み"に"顕在的に意識して対応する"ことが大事ですね。こういう環境では体質、性格的にこうなりそうだから、日ごろからそういう状況を想定して準備しておけるといいですね。


 将来への夢とビジョンを持っていると普段から思いを持って努力する、網を張っておとというのも何か通じるところがありますね。
 "思いは通じる"、"夢はかなう"というのも、実は潜在領域に刷り込まれた思い(無意識的な信念、執念)がなせる業なのかもしれません。 (人のあら捜しではなくて、よいところをみつけてほめるということも、いいね、すごいね、かわいいね、ということがいくぶんか心の奥底に響くはずなのですから、そこが大事ですね。)夢はかなう、だから夢を持つのが大事ですね。

 (人間が頭で行う情報処理というのはこういう仕組みになってるから、できれば実例をまじえて、気をつけるよう普段から話してあげるというのもあるかもしれません。)
 (情動というのは、人には意識化されないレベルで暗黙のうちに複雑な制御がうまくバランスをとって実行されているいわゆる暗黙知の過程において、神経活動を潜在(無意識)レベルから顕在(意識)レベルに突きあげるものと考えてよいかもしれません。)
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「どうせなら、"楽しい連想"をさせたい」 - 海馬の神経結合とフラッシュバック -

 どうせ突発的に連想してしまうなら、「恐怖体験や嫌な思い出を連想して苦しむ」フラッシュバックよりも、「楽しい体験や面白い思い出を連想して、ニヤニヤする、笑い出す」、方がましと思うのですが。 

 そういう意味で、脳の重要な機能部位である「海馬」について、新聞に載っていたことから考えたことを、忘れないうちにメモっておこうと思います。 (多分、書き直すことになるでしょう)

 (1)記事によると、 「海馬」に蓄えられた記憶は、半年から2,3年の期間で(6ヶ月〜36ヶ月)で大脳皮質に移るそうです。 これは、「海馬で作り上げた記憶を蓄積する部位である他の大脳皮質連合野の神経細胞に移す」ということです。

(補足: 「見た、聞いた、におった、触ったなどの感覚」、および、「考えた思考」は"海馬"に記憶されるそうです。 また、「(赤ちゃんが)立って(平衡を保って)歩いた、自転車に乗れるようになった、テニスを覚えたなど"体で覚える手続き"は"小脳"に記憶される」そうです。)


 ところで、PTSDにおける恐怖体験などのフラッシュバックは、「海馬における神経結合に異常があるため、本来つながるべき神経でない神経につながっているため」に起こるという説が有力です。

 この説が正しいとすると、「海馬」にある嫌な記憶を、できるだけ早く、(正しい神経結合をしているただしい構成の)大脳皮質に移すことができれば、恐怖体験のフラッシュバックはなくなるという仮説が成り立ちます。(上の新聞報道のポイント)

 (2) そこで、「海馬の記憶」を「楽しい経験の記憶」で置き換えれば、「海馬の神経結合に異常があっても」、楽しい経験をフラッシュバックするので、ニコニコしたり、笑い出したりするはずです。
 ( ⇒ よく耳にする「一人笑い」は、「暗い気持ち(−)になるフラッシュバックの陽気(+)版」のような気がします。
 
 (3) ここからが私の仮説なのですが、次は、「海馬の異常な神経結合」を正常な結合に書き換えたい。

 どうやってやるかの案ですが、たとえば、自然の風景画豊かで、雑音の少ない素朴な生活環境に変えて、おおらかに、楽しく、最低限のルールで過ごす、などがいいのかもしれません。

 (人は意識レベルに上がらない潜在的なレベルで膨大な感覚処理をしているので、できるだけ雑音は入れない、変なものは見せない、聞かせないのがよいでしょう。脳への感覚入力の8割は視覚刺激、音刺激は1割という話があるので。TVゲームとかは短絡的な思考回路を作る可能性がありますからあまりやらないほうがいいかもしれませんね。)

 田舎とかで素朴な生活をしていれば、海馬の神経結合は良い結合に生まれ変わらないかなあ? 海馬の神経結合は、基本構成は遺伝の影響を受けて小さい頃にできるらしいのですが、幼児期以後も運動と学習によって変化していくという話もありますので、良い結合に変わっていくと期待したいところです。

 (仮説: 海馬に蓄えられた記憶、PTSDのフラッシュバックなど、正しくない神経接続が起こる原因としては、同時発火、多数発火で、本来関係のない(神経空間的位置が近い、薬でバイアスが変わるなど)神経細胞も発火の影響を受けて"一種の異常発火で回路結合ができてしまう"のかもしれない。(神経細胞(ニューロン)の数は非常に多いのだから確率統計の世界になってそういうことも起こる確率はあるでしょう。) --- そういう意味で、基本回路をロバストに構成するのが大事ですね。生物学的遺伝による回路発生の影響もあるだろうけど、初期の基本回路の形成には、やはり幼児期の安定した環境が大事なのかも。ある意味、天才的なひらめきも そういうところと関係しているのかもしれません アスペルガーと才能の話も結構ありるかもしれません。 )

(この話は仮説です。検証例などがあれば知りたいです。ご存知の方、お教えいただければありがたいです。) 


追記: 視力の発達について 

 「メガネと視力に関する豆知識」というサイトによりますと、、、

 目や視力は、年齢と共に変化しつづけるもの・・・。
 視力と年齢の関係について、赤ちゃんの視力の発達について、一般に乳幼児の視力の発達は、
   生後1カ月 :目の前の手が動くのがわかる
   2ヵ月 :0.01
   4ヵ月 :0.04〜0.08
   8ヵ月 :0.1
   1歳 :0.2〜0.25
   1歳半 :0.4
   2歳 :0.5〜0.6
   3歳 :0.8
   7歳 :1.0
 といわれているそうです(1962年のデータ)。最近はもっとよく見えているという説が主流らしいです。

 生まれたばかりの赤ちゃんでもすでに明確な視反応があるそうですが、ものは見えていても、その意味は
 分からないようですので、成人と同じレベルの視力とは言い難いとのことです。ものは目で見えている、
 と考えている人が多いかもしれませんが、脳でそのものが何か認識できて、はじめてものが見えた(理解
 できた)ことになります。大脳皮質の80%以上の部位が視覚からの情報を認識したり、処理することに
 関係しているといわれていて、視覚は大脳を発達させる上で非常に大切な情報源と言えるそうです。

 特に、生後から3歳頃までは視力の急速な発達時期に当たり、この大事な時期に、もし、ぼやけた視覚入力
 しかなかったら、大脳皮質での認識、処理機構はそのぼんやりした像をもとにして発達することになり、
 当然その質は悪いものになる可能性があるとのことです。よって、近視・遠視のための視力矯正(メガネ
 の使用)の遅れは、弱視などの原因になるばかりではなく、脳全体の発達にも影響を与える可能性さえある
 とのことです。たしかにそういう気もします。

 3歳位までは、脳の発達に最も重要な時期に思えます。この時期に形成されるいろいろな基本パターンの
 組み合わせでものを認識する神経回路の接続、構造などは、成長にともなって、認知機能、潜在領域での
 神経活動により出てくる感情表現などにかなり影響を持つように思われます。
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「幻覚、幻視、幻聴」についてのメモ

 たとえば、目で見ている"こと"、網膜から視床を経由して脳の中で、「小さな視野角の領域ごとに、色、形、動きなど」に分解され、それぞれ何段階の処理をされて、だんだん大きな視野領域に統合されていった結果が"視覚"になっているそうです。

 「赤い車が右に走る光景」は、脳の中では「赤い色」、「車の形、模様」、「右に運動」などの要素毎にそれぞれの脳領域で処理されていて、それらが統合されて意識領域に上がってくる(ボトムアップ)。
 
 脳内で、何らかの障害により、ニューロンの発火条件が変わると、発火、回路結合などが変わって、本来とは違う知覚(錯誤、Illusion [補足] )になるといえます。たとえば、ある形(葉っぱ)が別の形(顔)に見えてしまうそうです。人間の知覚がいかに状況依存型であるかは、インターネットでも、「目や耳の錯覚、錯視」に関する絵や音のサンプルがたくさんありことからも分かります。

(補足: 視覚情報が最初に投射される視床には、実は五感の感覚情報が集まってきて、側頭葉につながっていくそうです。 [ より詳細には、視覚のオブジェクト認知はV2からV4, TEO, TEへつながるventral pathway(経路)。 視覚の空間認知はV2からMT(V5)へいくdorsal pathway。 ] よって、視床以後の神経回路の結合が変われば、「幻覚、幻視、幻聴」がでてくることはありえますね。神経回路的には、刺激に対して正しい反応をしているので、他人にとっては奇妙に見えても、本人にとっては何ら矛盾がないはずです。本人にとっては、過去の(健在または潜在)記憶と照らし合わせて現在の状況と矛盾する場合は、生存本能に基づいて、過去の記憶(メモリ)は無視、消去する方向にうごくという実験結果もあるそうです。環境刺激に対して、変な反応、行動をしている時に、正しくない精神薬の処方などで、社会的に正しくない方向へのニューロンが発火がし易くなれば、反社会的な方向に反応してしまう神経結合ができてしまうでしょう。そのときも本人の中での神経回路的な反応は正しい訳で、本人はななんら自己矛盾していないはずです。こういうことで悲劇が起きているとすれば、事故というより無知、低レベルの犯罪に近いようにも思います。)

 正常な脳神経回路でもだまされる絵柄はあるので、まだ大人になりきっていない未成熟な作りの脳神経回路、なんらかの障害のでてきている脳神経回路では、「幻覚、幻視、幻聴」が出てくることも考えられます。
(静かな環境で落ち着く、作業により自生思考を抑える、よくなる訓練など、課題)

(霊感の強い人、葉っぱ見て何か違うものが見える人、宇宙人と交信ができる人などは、視覚野や聴覚野のパターン認識の閾値が甘くなっているとの説を見たことがあり、なるほどと思いました。)

 障害がでている原因がなになのか? 「生まれつきのもの(遺伝性)」、「環境(家庭、学校、職場、地域、その他)」、「その子、その人に刺激の強いこと、ショッキングなこと」、それから、「薬」などがあるのではないかと思います。 

 (特定領野の発火バイアス、発火密度を変えうるという観点で、発火しやすくなるもの、発火しにくくなるものという見方も必要。結果として可塑的な回路変形による固着もありうる。目標点を定めて、どうもっていくかが考えどころ。)


[補足] Illusionと脳の構造、働きについて

  錯覚、錯視の現象を逆手に利用して、人の脳の構造、働きを解明しようとしている人たちもいます。
  
  たとえば、NTTの "錯視と錯聴を体験! イリュージョンフォーラム" 
       北岡明佳氏の錯視のページ 
  などがあり、普通の人でも、錯視が起こることを体験できるはずです。


[2010.10.25の抜粋]
  
  幻想、妄想が起こる理由は、脳の中脳辺縁系のドーパミンによる活動が過剰に
  なってしまうためと考えられています。

  一般に、ドーパミン神経系は、見ること、聞くことなど周囲環境への反応の度合いに
  関係していると言われていて、ドーパミンが多いということは感受性が強いということ
  に関係しているかもしれません。

  中脳辺縁系のドーパミン神経系に何らかの問題があり、ドーパミン分泌濃度が高くなると、
  見ること、聞くことなど生活場面で、ものごとへ認知、注意反応が鋭くなります。

  この生活場面でのものごとへ認知、注意反応が鋭くなりすぎると、
  普通の人では何も感じないことでも、色々と連想が広がる傾向にあります。

  ささいなことにも注意反応が起こり、奇異な考え、連想に広がることがあります。
  この連想がたくさん出てきて、それぞれの関連性を勝手意につくってしまうことにより、
  現実ばなれした幻覚、妄想につながる可能性もあります。

  PDDの人には現実の生活と空想、ファンタジーの世界は違うことを意識できる生活環境が必要です。

  また、幻想、妄想を見る方は、視床への刺激が少ない静かな環境で安静にするなどが必要と思います。
  
プロフィール

amelio

Author:amelio
 理系の芸術家。

 ときたま、 体験ベースで学んだことを書きたいと思います。
 PDDは個人個人で、症状、対応、効果が異なりますので、あくまで一例としてご参考になれば幸いです。

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